和文フォント作成について

Pocket

フォントファイルの設定ではなく、フォントファイル自体の作成について覚書です
英文フォントではなく、和文フォントについて記載します

Truetype Opentypeの違い

Truetypeは昔からある形式で、汎用性が高い。1990年に誕生した
Opentypeは比較的新しい形式。Truetypeの拡張版。新しいと言っても1997年に誕生しているので、互換性は十分と思う。異字体にも対応している

Truetype Opentypeどちらで作成すれば良いか

個人利用ならTruetypeで十分。Opentypeの機能まではとても手が回らない
エディタには大抵、変換機能もあるのでそれを利用すると良いだろう
後述するが、武蔵システムのTTEditを使う場合はTruettypeの方が良い

完全に企業として利用するならOpentype一択
とても細かい設定が可能

エディタについて

選択肢は非常に少ない。
3種類上げるが、実質二択のような物。下手すれば一択です
アルファベットだけならwebサービスなど色々あるのですが…

武蔵システム

TTEdit・OTEdit
それぞれTrueTypeエディタ、OpenTypeエディタです
完全に別の商品で、それぞれ単独で購入する必要があります
試用版がダウンロード出来ますので、まずは試用版で試してみると良いでしょう

TTEdit

TrueTypeエディタです。SDKが付属しています
VBやVCと連携することで、非常に柔軟な処理が可能。
jpg画像10000枚を読み込んで一括でフォントにする事も出来ます
お値段は12,000円
機能を考えると間違いなく安いと思います

※SDKの開発にはVBやVCの簡易的な知識が必要です。また、visualstudioなども必要になります(無料)。以下、簡易的なjpg画像読み込みマクロです

また、SDKを利用しないマクロを組むことも出来ます。
プログラムが組めない方は試してみて下さい

OTEdit

Opentypeエディタです。SDKは付属していません
マクロは使えます。
18,000円。
64bitのOSでは64bit版のマクロが使えません
OSに関係なく、32bit版を使う方が良いと思います

fontforge

fontforgeはソフト名であり、プロジェクトの名前です
2012年頃から完全に更新停止しています
linuxのソフトなので、windowsで動かす場合はcygwinが必要になります
当方のwindows7 64bitではうまく動きませんでした
ubuntu14.04では安定して動きました

ただこのソフトには難点があり、画像を読み込んでアウトラインを作成し、フォントに変換ということは出来ません
以下のサイト通りにやれば出来るようですが、私は断念しました。さすがにキツイ
https://fontforge.github.io/ja/autotrace.html
http://blog.wemo.me/2016-01/create-my-font-3/

また、非公式の日本語版があります
ただこちらもうまく動きませんでした
unofficial fontforge-cygwin
http://www.geocities.jp/meir000/fontforge/
geocitiesなので近い内に無くなりそうです

まとめ

残念ながら選択肢はほぼ一択、
武蔵システムのTTEditを試用後、問題なければ購入が良いでしょう

無料のfontforgeも魅力的ですが、画像読み込み出来ないのがあまりに痛いのでオススメできません。
その点、TTEditなら画像を読み込んでアウトライン作成まで一発で済みます