スプレッドシートのデータ入力規則: 「カスタム数式」で使える関数と使えない関数

Google スプレッドシートの「データ入力規則」は、セルに入力するデータを制限する際に非常に便利な機能です。特に「カスタム数式」を使用すると、自分自身で規則を作成し、入力データをより詳細に制御することが可能となります。しかし、すべての関数が「カスタム数式」内で使用できるわけではありません。ここでは、特に「カスタム数式」で使える関数と使えない関数について説明します。

まず、「カスタム数式」で使用できる関数の一例として、正規表現とlen()関数があります。

正規表現は、特定のパターンを持つ文字列を検索するための強力なツールで、具体的にはREGEXMATCH関数等で使用可能です。例えば、セルに入力されるデータが特定の形式に従っていることを確認するために、正規表現を使用することができます。

len()関数は、文字列の長さを計算するための関数で、セルの入力内容が特定の長さであることを確認する際に有用です。

一方、「カスタム数式」内で使用することができない関数として、indirect()関数やsort()関数があります。

indirect()関数は、文字列として与えられたセルの参照を解釈する関数ですが、残念ながら「カスタム数式」では使用できません。

同様に、sort()関数も「カスタム数式」では使用不可能です。この関数は、指定された範囲のセルを特定の条件に基づいて並べ替えるためのものです。

これらの制限に注意しながら、「カスタム数式」を使用すれば、スプレッドシートのデータ入力をより詳細に制御することが可能となります。

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Posted by admin8admin