Excelでのシート名取得関数の使い方と注意点

2023年6月21日

Excelでは、現在のシート名を取得するために特定の関数を用いることができます。以下の関数はその一例で、シート名を抽出する役割を果たします。

lessCopy codeMID(CELL("FILENAME",A1), FIND("]",CELL("FILENAME",A1),1)+1,LEN(CELL("FILENAME",A1)) - FIND("]",CELL("FILENAME",A1),1))

この関数では、CELL関数が利用されていますが、CELL関数の第二引数について特に注意が必要です。第二引数を省略すると、最後に計算したシートの名前が取得されてしまいます。たとえば、この関数をシート1で計算し、その後シート2に移動した場合、関数はシート2の名前を返す可能性があります。

そこで、この関数を使う際はCELL関数の第二引数（この例ではA1）を省略しないようにしましょう。この引数は、関数が計算されるセルを指定するもので、これによって関数は常に指定したシートの名前を正確に返すようになります。

Excelは非常に強力なツールですが、その機能を最大限に活用するためには、関数の詳細な挙動を理解することが重要です。上記の関数を使ってシート名を正確に取得し、Excelでの作業をより効率的に進めることができるようになることを願っています。