変更イベントと編集イベントの違い
Google Apps Scriptでは、onChangeとonEditの2つのトリガーを使用してスプレッドシートの変更を監視できます。しかし、これらのトリガーはどのように動作するか、どのように使い分けるべきかを理解することが重要です。
onEdit
onEditはスプレッドシートに直接的な変更が加えられたときに発生します。具体的には、セルに新しい値が入力されたとき、既存のセルの値が変更されたときに発生します。onEditトリガーは直接スクリプトエディタに記述することで利用でき、トリガーの設定は必要ありません。
onChange
onChangeはスプレッドシートに何らかの変更が加えられたときに発生します。これにはセルの値の変更だけでなく、行や列の挿入や削除、シートの追加や削除なども含まれます。したがって、より広範な変更を捕捉する場合にはonChangeを使用します。ただし、onChangeはスクリプトエディタに直接書くだけでは動作せず、トリガーとして設定する必要があります。
まとめ
onEditとonChangeは似たような機能を持つトリガーですが、監視する範囲と設定方法に違いがあります。スプレッドシートのどのような変更を監視したいかによって適切なトリガーを選択しましょう。