SoftBankのSIMロック端末を他社で使う方法

中古市場や譲渡などで手に入れたSoftBankのスマートフォンを、docomoやauなどの他社回線で利用したいという場面は少なくありません。
本記事では、SoftBankの契約がない場合でもできるSIMロック解除の手順と注意点について、分かりやすく解説します。

SoftBankの契約がなくても、SIMロック解除は可能です
SoftBankと契約中でなくても、「my SoftBank」のIDを個人で作成することで、SIMロック解除手続きが可能です。
これは、端末を正規に入手した場合や、中古で購入した場合でも同様です。

手順概要
● my SoftBankのIDを作成する
SoftBank契約がなくても、下記ページからIDを作成できます。
https://id.my.softbank.jp/sbid/remind/request.php

IMEIを入力し、解除番号を取得
my SoftBankにログイン後、以下のページで端末のIMEI番号を入力すると、SIMロック解除番号(解除コード)が表示されます。
この番号は後ほど使用するため、忘れずにメモしておきましょう。
https://mysb.softbank.jp/Top/

他社のSIMカードを挿入する
docomoやauなどの他社SIMカードを端末に差し込むと、SIMロック解除コードの入力画面が表示されます。
先ほど取得した解除番号を入力してください。

機種によっては再起動が必要になる場合があります。また、解除直後は通信状態が不安定になることがあるため、5分ほど待機してから操作することをおすすめします。

通信の利用にはAPN設定が必要な場合があります
SIMロックの解除が完了した後、モバイルデータ通信を利用するためにはAPN設定(接続先設定)が必要です。
機種やSIMによっては自動で設定される場合もありますが、必要に応じて手動で設定を行ってください。

機種によっては他社SIMが利用できないことも
SIMロックを解除しても、機種によっては他社のSIMがうまく動作しない場合があります。

例:
702SH:SoftBankがSIMロック強化をしていた時期の機種。解除後も他社SIMが使えないことが多い。

502KC:比較的対応が柔軟で、他社SIMでの利用もスムーズな傾向。

また、5Gオプションが有効になっていると通信できない場合もあります。接続がうまくいかない場合は、5Gオプションを一度外してみるのも一つの方法です。

法人名義の端末でも個人で解除可能
法人契約の端末は、契約終了後に法人コンシェルジュを利用できなくなることがあります。
その場合でも、個人でmy SoftBank IDを作成すればSIMロック解除が可能です。
端末が手元にある場合は、個人名義での操作が現実的な手段となります。

まとめ
SoftBankのSIMロック端末を他社で使用するには、以下の点を押さえておくとスムーズです:

SoftBankと契約していなくても、my SoftBank IDでSIMロック解除ができる

解除コード取得後、他社SIMを挿入し、コードを入力する

モバイル通信のためにはAPN設定が必要な場合がある

一部の端末では、解除後も通信制限が残る可能性がある

機種ごとの特性を理解したうえで、適切に設定すれば、再利用が難しいと思われていた端末でも他社SIMでの運用が可能です。
ご自身やご家族用の端末として、また格安SIMとの組み合わせでの運用にも活用いただけます。

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Posted by admin8admin